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2019-04-09

ニカラグアから2種類の新しいコーヒーが発売になりました。品種や生産処理方法の違いを味わえる面白いコーヒー2品です。

4月は続々と新しいコーヒーが登場しています。

今回は毎年ご好評いただいているニカラグアのミエリッヒファミリーの作るコーヒーが再発売となりました。

昨年は二つともあっという間に販売終了となりましたが、収穫年度をまたいで新しい年度のコーヒーが到着しました。

各商品とも公式通販ページでの販売も開始しております。
公式通販ページへは各商品の写真をクリック、またはこちらから移動できます。

ゴルピーコーヒーの公式通信販売ページはこちらから。
※総額3,500円以上で送料無料。

「ラス・デリシャス農園 ジャバニカ」と「エスコンディダ農園 ブラックパール」

この二つの農園はどちらもミエリッヒファミリーの所有する農園。

収穫されたコーヒーは全てミエリッヒファミリーの乾燥場「ドン・エステバン」に集められ、乾燥プロセスや品質確認を行っています。

私、ゴルピーコーヒーの河合は2014年からミエリッヒの農園や乾燥場を毎年訪問し、毎年出てくる新しいコーヒー、さらに美味しくなったコーヒーに毎回驚かされています。

生産者の一人、エレアナ=ミエリッヒは祖父の代から始まったコーヒー農園事業を受け継ぎ、現在は品質管理の責任者として、またミエリッヒグループのリーダーとしてこの一家のコーヒー事業を牽引しています。

またエレアナ氏は一人の優秀な生産者としてだけでなく、この数年はコーヒーの国際品評会「カップ・オブ・エクセレンス」のヘッドジャッジ(審査委員長)としても認定され、世界のコーヒーシーンで活躍しています。

「ラス・デリシャス農園」のジャバニカ種

こちらは去年から発売を開始したコーヒー。
「ラス・デリシャス農園 ジャバニカ パルプドナチュラル」

縦長の長い豆の形が特徴的な「ジャバニカ種」。

アプリコットのような果実味とレモングラスのような甘い香草を思わせるユニークなフレーバーが特徴です。

この「ラス・デリシャス農園」にもその特徴がきれいに現れていて、ミエリッヒの作るジャバニカ種はいつも美味しいなあと思って安心して仕入れています。
ジャバニカ種のコーヒーは果実味のコーヒーで、若い方向けのコーヒーかなと当初は考えておりましたが、発売してみると年齢にかかわらずご愛顧いただいており、本当に美味しいコーヒーなんだなと感じております。

ちなみにこの「ラス・デリシャス農園」は過去のカップ・オブ・エクセレンスで4位に入賞実績のあるポテンシャル溢れる農園。

いつもすぐ売り切れてしまうのでお早目にお買い物求めください。
通信販売ページへは写真をクリックすると移動します。

「エスコンディダ農園」のブラックパール

こちらも去年から販売を開始したコーヒー。
「エスコンディダ農園 (レッドカトゥアイ種) ブラックパール」

このブラックパールというのは品種名ではなく生産処理方法(=乾燥方法=プロセス)の名称です。

現地ではスペイン語で「ペルラネグラ」と呼ばれ、英訳すると「ブラックパール」となります。

このプロセスはインドネシアのコーヒーとして日本でもポピュラーな「マンデリン」の生産処理方法である「スマトラ式」にインスパイアを受けたと本人は言っていたと思いますが、脱果肉した直後のコーヒーを室内でシートでカバーして数日寝かせてから乾燥させるという方法です。

このプロセスの寝かせている現場を初めて見た2015年の写真がこちら。
(初めて見た時は衝撃的な光景でした。)

このプロセスを施したコーヒーはコンデンスミルクやバニラのような芳醇な甘い香りになるのが特徴です。

最初に飲んだ時はコーヒーとは思えない独特の香りに驚きましたが、年々プロセスの精度を改善してミルキーで芳醇なとても甘いコーヒーに仕上がりました。

このコーヒーは手間がかかる分だけ出来上がり量が少なく、今年も少量入荷となります。
もう原料の残りが見え始めていますので、ぜひ飲み逃しのないようお求めくださいませ。
通信販売ページへは写真をクリックすると移動します。


二つのコーヒーには「GOLPIE’S SPECIAL」シールが貼られています。

直接生産国で買い付けた思い入れのある商品や、オークションロットなどゴルピーコーヒー でしか飲めない希少なコーヒーなど。

コーヒーを飲み慣れた方にもそうでない方にも。
「こんなコーヒーがあったのか。」と驚きに似た美味しさとコーヒーの奥深さを感じさせるコーヒー。ぜひみなさまに飲んでいただきたい「とっておきのコーヒー」。

「GOLPIE’S SPECIAL」シールにはそんな思いが込められています。

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