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2018-02-09

ニカラグア出張写真〜2017年版その2〜現地の食堂での朝ごはん。

これまでの出張の様子はこちらから。
ニカラグア出張写真〜2017年版〜

ニカラグアの行程の初日はダウンタウンのホテル?というか、モーテルのような宿泊施設に宿泊。
毎年利用する、泊まり慣れたホテルです。

いつも中米につきたての頃は時差ぼけで明朝3時ごろに目が覚め、日本とのメールのやり取りをしながら夜明けを待ちます。
(その時、日本は夕方6時ごろ。。。)

朝になるとモーテルに併設された食堂へ。

カタコトの英語も通じず、指差しで食べたいものをお皿にピックアップしてもらいます。

そうして出来上がったのがこの朝ご飯。

プレートにのっているのは水と油で炊いた豆ご飯に、さつま芋のような味のおかずバナナ、目玉焼きのサルサソースに、一番下の白いものは(たしかヤギ?)チーズの焼いたもの。

油で炊いたご飯も、おかずバナナもチーズも、中米の伝統的な食べ物で、滞在中はとてもよく見る食べ物です。
もちろん美味しく食べることができ、果物も日本で手に入るものより、はるかに美味しいです。

朝食を終えたら昨日訪れた「ドン・エステバン」ドライミルに再訪しました。

この日は朝からの訪問だったため、ドライミルは作業の真っ最中。
たくさんのトラックが出入りし、コーヒーチェリーの荷受け作業を行なっていました。

荷受け作業を見学しながら、荷受け時の品質管理の取り組みの説明を受けます。

農園名や品種、納入量などはもちろん、コーヒーチェリーの水分値や、傷がついたり傷んだりしたコーヒーチェリーがないかも荷受け時にチェックしています。

荷受け時の情報は名刺大の品質管理カードに印字され、出荷までいつも商品のすぐそばに。

下の写真はカッピングラボのある倉庫(真ん中正面。前日にカッピングした場所)の一番遠いところからドライミル全体を撮影したもの。

乾燥場に広がる肌色の絨毯のようなものが乾燥中のコーヒー豆。
この一区画ごとに品質管理カードが添付されています。

ドン・エステバンに集められたコーヒーチェリーは様々な生産処理方法で乾燥されていきます。

コーヒーチェリーをそのままの状態で乾燥させるナチュラルプロセス

コーヒーチェリーの果肉を剥いて、種のまわりのヌルヌルのついた状態で乾燥させるハニープロセス

種の周りのヌルヌルも綺麗に洗い流して乾燥させるフリーウォッシュドプロセス

この日もいくつかのサンプルをカッピングしましたが、やっぱりどれも美味しいコーヒーばかりでした。

続く。

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