コスタリカ出張写真〜2015年版その3〜できたてのマイクロミル
コスタリカのマイクロミルツアーが始まっています。
昨年も訪問した「エルサル・デ・サルセロ」
今年もやってきました。エルサル・デ・サルセロ マイクロミル
昨年も訪れましたがコスタリカのマイクロミルの中でもUSDAオーガニック(日本でいうと有機JAS)認証などに積極的に取り組んでいる印象があります。
マイクロミルなのでもちろんオリジナルの脱果肉機が設置されています。
ちょうど訪問した時はコーヒーチェリーが農園から搬入されてくるところで、荷下ろしの様子を見学させていただきました。
荷下ろし用プールで搬入のトラックを待つおじさん。
そこにトラックがやってきました。
荷台の中は全部コーヒーチェリー。
このトラックは黄色の品種のコーヒーチェリーを運んできたみたいです。
運ばれてきたコーヒーチェリーは緑の箱で何杯分になるかカウントされながらプールに入れられていきます。
※この計量箱はコスタリカのコーヒー機関によって毎年検査され、認定を受けた箱しか使用できません。
このカウントによって、農園の取れ高を計算したり、搬入業者やピッカーに支払う金額を計算しています。
ちなみにおじさんの背後にある緑色の半円形の板の棒をずらしていくことで、今何杯目かをカウントしています。
コーヒーチェリーが箱一杯に入ったところで上蓋を閉めて、擦り切れ満タンの状態を作ります。
計量後は箱の底が抜けて、コーヒーチェリーがプールに落ちていく仕組みになっています。
この後、次々に入庫してくるトラックを見ながらマイクロミルを後にしました。
ちなみに次に入庫してきたのは真っ赤な品種のコーヒーチェリーを積んだトラックでした。
今年できたてほやほや「スマバ」マイクロミル。
翌朝、訪れたのは今年新しく開設されたスマバマイクロミル。
なんとこのマイクロミルのオーナーは今回のコスタリカの旅をアテンドしてくれている輸出業者エクスクルーシブコーヒーの代表フランシスコ・メナ氏。
※エクスクルーシブコーヒーの事務所に訪問した時の様子はこちら。
コスタリカ出張写真〜2015年版その1〜コーヒーの輸出業社エクスクルーシブコーヒーへ。
エクスクルーシブコーヒーがコスタリカ国内の生産者や、国外の消費国のバイヤーとのパートナーシップを育む中で得られた知識やノウハウがたっぷり詰め込まれたマイクロミル。
まだ出来立てということでコーヒーチェリーの乾燥など生産処理工程と並行して設備の増築工事も行われていました。
マイクロミルを作っているところが見れるなんてとっても稀な機会です。
開始して間もないマイクロミル事業ですが、収穫されるチェリーの熟度の均一性は素晴らしいです。
将来がとても楽しみなマイクロミルです。
と訪問時は思っていましたが、この翌年に開催されたコスタリカの国際品評会ではなんと1位を獲得してしまいました。
続く