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2016-09-02

よくある質問に答えます!「メリタ?カリタ?コーノ?ハリオ?ドリッパーって何が違う?」

「美味しく楽しむ」シリーズ第2弾!

今回は前回の保管方法に引き続き第2弾!
お客様からよくご質問いただく話題について(店頭でもご説明はさせていただいているものの簡単にしかご説明できていないかもしれないので)つらつらと書いていきます。

前回のゴルピーおすすめのコーヒーの保管方法についてはこちら。
・「コーヒーを美味しく楽しむための保管方法」決定版!

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自宅で美味しいコーヒーを淹れる時に欠かせないドリッパー。

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コーヒーの粉を入れる三角形や台形の形をしたあの道具です。

「家でもコーヒー淹れて飲んでみたいなぁー」っと思っていただいた人の中で、最初のほうに当たってしまう壁

「ドリッパーって色々あるけど、結局どれが一番美味しく淹れられるの?」

そんな疑問にゴルピー目線で解説していきます。

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世間に広く普及しているのは大体この4つのメーカー

メリタ(一つ穴の台形ドリッパー)

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カリタ(三つ穴の台形ドリッパー)

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コーノ(大きな穴の円すいドリッパー・内側の溝浅め)

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ハリオ(大きな穴の円すいドリッパー・内側の溝深め)

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見た目の違いは上記の通りですがそれで何が違うかということをつらつら解説していきます。

違うのは水はけならぬ「お湯はけ」

ドリッパーはコーヒーの濾過装置。

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それぞれのドリッパーでコーヒーが濾過されていくスピード、すなわち水はけならぬ「お湯はけ」の度合いに違いがあります。

「お湯はけ」度合いの強さでいうと以下の通り。

(弱い順から)
メリタ < カリタ < コーノ < ハリオ

度合いの一番弱い「メリタ」の場合はチョロチョロっとお湯を注いでも、ドバドバっと注いでもドリッパーの下からは一定のチョロチョロスピードでコーヒーが出てきます。

反対に度合いの一番強い「ハリオ」の場合はチョロチョロ注ぐとチョロチョロ、ドバドバっと注ぐとドバドバっとコーヒーが濾過されていきます。

すなわち!
・「メリタ」の場合は誰が淹れてもずっと安定したペースで抽出!
・「ハリオ」の場合は淹れる人が抽出のペースをコントロールできる!
っということになります。

それ以外の器具については中間で、上の度合いの強さの通り。

コーヒーを美味しく淹れるのに大切なのは「抽出時間」!

「メリタの安定」と「ハリオのコントロール」で結局何が違うのかはズバリ「抽出時間」に関係してきます!

抽出時間というのは最初にお湯を注いでから

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「分量のコーヒーできたー。」と思って

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ドリッパーを外すまでの時間。
(こぼしすぎ。笑)

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この時間を一定の時間に安定させるとお家でのコーヒーがぐぐっと美味しくなる!という事実はあまり知られていません。

お店によってこの時間を決めてないところもあれば、どのくらいの時間が最適!っていうのもまちまちです。
ゴルピーでは「2分から2分半の間にまとめてもらうのが最適!」と思ってご案内しています。
※これについてはRock in Japan出演アーティストの宇宙まおさんが歌ってくれています!
「ゴルピーコーヒーのうた」完成!

話は戻りますが

メリタのドリッパーについてはずっと同じペースで抽出されるので、抽出時間を安定させやすいです。

ハリオのドリッパーの場合は、淹れる人の好みに合わせて抽出のペースをコントロールしやすいです。

どちらがいいとか悪いとかではなくメリットとデメリット。

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抽出時間を安定させやすければ淹れる人の好みで変えにくいし、時間を好みで変えやすければ安定させにくくなるっていう話です。

なのでドリッパーは上記のような理由を頭の片隅に入れながら、好みと相性で選んでもらって構わないと思います。

ちなみに抽出時間についてはハリオのドリップスケールのようなタイマー付きのはかりが便利です!
※バックライト付きでUSB充電ができるメタルタイプもあります!

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両方ともゴルピー楽天で絶賛発売中ですー!
※その他、今日ご紹介した器具も含めて多数取扱い中!

ちなみにちなみにゴルピーではハリオのドリッパーを使っています。
その理由はまた今度にします!

以上
メリタ?カリタ?コーノ?ハリオ?ドリッパーって何が違う?」でした。

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