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2018-08-29

焙煎士とThe Roastのとある一日。

先日にお知らせしたパナソニック様との「The Roast」協業プロジェクトについて、いろんな企画が進行していまして今日もその作業をしていました。

【関連記事】
GOLPIE COFFEEとPanasonicの協業プロジェクトが始まります。

The Roast(スマートコーヒー焙煎機)とは。
お客様ご自身が焙煎機を細かく操作して焙煎するのではなく、日ごろ焙煎を仕事にしているプロの焙煎士のおすすめの「焼き方」をお客様の目の前のThe Roastにアップロードして自動焙煎。
“ IoT “を活用した全く新しい家庭用小型焙煎機。

(専用アプリでダウンロードした「焼き方」をスマートフォンからThe Roastへアップロード。)

コーヒーの「焼き方」。

普段どこのコーヒー屋さんでも見かける中煎りや浅煎りのコーヒー豆。
その焙煎度合いにもそこに至るまでの「焼き方」の違いというのがありまして、その「焼き方」というのが焙煎の良し悪しに大きく影響します。
同じ中煎りと言われるコーヒーでも・・・

お肉を焼くことに例えるなら

・弱火でじっくり焼くか。強火でサッと焼くか。
・鉄板で蓋をして焼くか。蓋をしないで焼くか。
・フライパンで常温から焼くか。フライパンを温めてから焼くか。

などなど。他にも色々あるのですが、とかくこの「焼き方」というのが非常に重要です。

今日は先の協業プロジェクトの一端で現在「The Roast」の看板役をしていらっしゃる福岡の豆香洞コーヒーの後藤さん(2013年の焙煎世界チャンピオンで、業界の大先輩。)の「焼き方」と自分の「焼き方」を飲み比べをしていました。

飲み比べと簡単に書きましたが、正確に飲み比べるには「焼き方」以外の条件を揃えることが大切。

例えば、原料となるコーヒー豆はもちろん、焙煎日時や焙煎機など、他にもたくさん。

それを名古屋と福岡の離れた地で正確に飲み比べをしようとするなら今までの常識ではとても難しかったというかほぼ不可能だったのですが、それをThe Roastは実現してしまいました。

後藤さんと自分の「焼き方」の飲み比べをしながら、この後藤さんの「焼き方」の思惑は「あぁではないか。こうではないか。」と、勝手に思いを巡らしながら作業をしていました。

本来のThe Roastの活躍の仕方とは違いますが、近い将来にこういった焙煎士同士の情報交換や切磋琢磨も簡単にできてしまうんだろうなぁと一人でワクワク感動していた一日でした。

焙煎士同士の情報交換といえば、今年の4月に沖縄で行われたシークレットイベントの様子がパナソニックさんの公式HPで公開されました。
THE BOOMの宮沢さんの「島唄」生ライブもあったりと大盛り上がりで閉幕しました。

その様子はこちらからどうぞ。
【The Roast コーヒーAIランド ジャパンプロジェクト】

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