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2018-04-18

コロンビア出張写真〜2017年版その2〜世界中から集うコーヒーピープルはとても平和的な面々でした。

ホテル到着翌日からスケジュールは始まり、毎朝は会場までみんなでバス移動しました。

(バスの後ろで楽しそうな韓国グループ)

会場はホテルから数十分の「Club Campestre de Ibague」での開催。
コロンビアの大自然がいっぱいのとても素敵なところでした。

会場に到着後は、改めての自己紹介や「カップ・オブ・エクセレンス」の概要説明などオリエンテーションが開催されます。

(世界中から集まった国際審査員)

(ヘッドジャッジはアメリカのジョン・トンプソン。昨年のホンジュラスCOEでも一緒でした。)

オリエンテーションではオフィシャルエプロンも配布され、いよいよ審査会のスタートです。

(この審査会のためだけに作られるオフィシャルエプロン)

審査会初日からカッピング、カッピング、カッピング。

初日は世界中から集まった国際審査員の評価基準をすり合わせするため「カリブレーション」という機会が設けられます。

薬品の水溶液を使用して口当たりの質感を共有したり、実際のコロンビアコーヒーをカッピングしたり。
何が良いコーヒーなのか、そうでないのかを、1日かけてすり合わせしていきます。

そんな品評会の始まりですが、実際の審査がスタートしてもやることはずっとカッピング。

(現地サポーターによって精密にお湯を注がれていきます。同じ量を同じタイミングで、同じ順番で注湯していきます。)

カッピングして、評価のすり合わせと意見交換をして、またカッピングして。

まずは国内審査会を勝ち上がって来た「ナショナルウィナー」と呼ばれるコーヒーを審査するラウンド1。(今回の審査会では39ロットのコーヒーが国内審査会を通過。)
ラウンド1を勝ち残ったコーヒーを再度評価するラウンド2を経て、カップ・オブ・エクセレンスの称号を与えられます。(結果、30ロットのコーヒーがCOEになりました。)
ちなみにラウンド2で10位以内に入賞したコーヒーは、さらに「トップ10カッピング」という呼称でカッピングされ、よりそのコーヒーの素晴らしさを国際審査員で深掘りしていきます。
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そんな流れで月曜から木曜日まで、毎日バスでホテルと会場を行き来して、朝から夕方までカッピングの品評会です。

コーヒーを介して集まる人々はみんな真面目で心穏やかな人たちばかり。
こうして1週間一緒に過ごしていると自然と仲良くなっていきます。

(ドイツのセバスチャン。セバスチャンも昨年のホンジュラスCOEで一緒でした。)

(コロンビアのカルロス。とても陽気な青年でした。)

ちなみにこのカルロスが食べているのはフルーツのチーズ練乳がけ。

コロンビアでは果物にチーズと練乳ソースをかけて食べるのが一般的みたいです。
甘いソースをかけなくても南米の果物はどれも甘くて美味しいのですが・・・。

続く。

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