ニカラグア出張写真〜2015年版その1〜
ニカラグア出張写真集2年目です。
2回目の訪問ということもあり、1年ぶりで懐かしく感じたことも、1年目では気づかなかったこと、また今年から取り組んでいた初めましてのことも、2回目なのにまだまだたくさんの発見がありました。
そんな様子を写真で紹介していきます。
出発はいつものルートで。
まずは成田からヒューストンのジョージブッシュインターナショナル空港まで。
ここまでで12時間。
やっとヒューストンに到着。
4時間くらいのちょうどいい乗り換え時間で、次はニカラグアのマナグア空港へ向かいます。
フライト時間は3時間!
だいたい現地時間の夜9時頃に空港に到着。
いつも日本が冬の時期に出張に行くのですが、この空港に着くとムワーッとした暖かい湿気に、「産地に来たなー。」って感じます。
夜到着で翌朝には生産エリアへ出発。
ニカラグアに到着日はいつもこのホテル。
“Hotel Camino Real“
空港到着時はいつも空港のすぐそばのホテルに泊まるのですが、やっぱりそういうホテルは快適なホテルが多いです。
今回もホテル到着が夜の11時頃。
出発は翌朝の7時頃なので、全然堪能できずにいつも後ろ髪を引かれてホテルを後にしています。
日本からあえてニカラグアに旅行に行く方は少ないかもしれませんが、このホテルはおすすめです!
翌朝からは休む間も無く生産エリアへ。
ホテルから車を走らせ数時間。
最初の目的地に向かいます。
まず最初に向かったのはゴルピーコーヒーでもリモンシージョ農園でおなじみのドライミル「ドン・エステバン」。
※「ニカラグア イエローパカマラ」発売!
※「ニカラグア ジャバニカ」発売!ゴルピーだけのスペシャルラインナップ!?(今だけ。)
毎年訪れるのが乾季ということもあり、乾いた綺麗な空気と空が広がっています。
今年も各農園からのパーチメントコーヒー(果肉を向いたコーヒーチェリー)の受け入れの様子を見学。
受け入れ時に必ず行っているパーチメントコーヒーの格付けの様子を見学させていただきました。
この格付けの結果はもちろん、農園名や、生産者名の他、受け入れ時の水分値や乾燥プロセスなどを記したトレーサビリティカードで出荷時まで管理していきます。
たくさんの人が働いているにもかかわらず、しっかりと管理されたドライミルでした。
今年の新発見!新しいトライアルプロセスの工程を見学できました!
こちらはファンキーナチュラルプロセス。
ゴルピーコーヒーが始まった当初に扱っていたコーヒー。
今までのナチュラルプロセスとは違って、ビニール袋の中に水と一緒に入れて数日間置き、意図的に酵素反応を起こさせた後、乾燥させています。
こちらはペルラネグラプロセス。
別名ブラックパールプロセス。
このプロセスはマンデリンで有名なインドネシアで伝統的に行われている独自の乾燥プロセス「スマトラ式」に影響を受けて試行されているプロセス。
脱果肉後のパーチメントコーヒーにカバーをかけて、意図的に酵素反応を起こさせています。
農園主のエルウィン氏曰く、ブルーチーズのような独特なフレーバーが出るということ。
カッピングでも確認させていただきましたが、ブルーチーズという表現の通り、それが心地よい乳製品のフレーバーか、不快に感じる発酵臭かは紙一重。
ということで、今年は様子見です。
※2017年の出張でこのコーヒーを買い付けました!!
発売までもう少し!乞うご期待!
2年目にして、この1年間で本当にいろんなことが進歩しているなぁと実感した初日でした。
続く。
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