toggle
2018-07-31

ニカラグア出張写真〜2018年版その4〜最終日。

ここまでの出張の様子はこちらから。
ニカラグア出張写真〜2018年版まとめ〜

最終日は毎年訪れるセルヒオさんの農園へ。

出張の最終日にはニカラグアのツアーを案内していただいているセルヒオさんの農園や乾燥場を訪問するため、オコタルからさらにホンジュラスの国境付近、ディピルトへ向かいました。

まずやってきたのはセルヒオさんの自宅横にある乾燥場(通称:ドライミル)。

数年前からトライアルで導入した日よけのテントは今年も取り入れられていました。

このテントのお陰で直射日光を和らげて、ゆっくり乾燥できるようです。

今年は異常気象が原因でコーヒーチェリーの結実のタイミングが例年よりもずれ、日雇いでコーヒーチェリーの収穫をしてもらっているピッカーの手配が間に合わず大変だとのことです。
異常気象や、人材不足は日本だけでなく、日本の裏側ニカラグアでも一緒でした。

乾燥場の他にも農園や脱果肉場にも訪問。

カサブランカ農園やラコッパ農園に行ってきました。

同じ山の中にある農園に見えますが標高や山肌の方角によって農園を分割して管理しています。
(いつもそうですが・・・)我々が訪れるときにはすでに収穫は終わっている状態なので、農園の特徴や天候の特徴などを説明していただきました。


(雲の流れで風の動きがとてもよくわかります。)

脱果肉場(通称:ウェットミル)では機械の試運転も。

セルヒオさんのウェットミルにはニカラグア国内で見てもかなり高性能な機械が導入されています。
この機械のおかげでコーヒーチェリーから、そして果肉を剥いた後のコーヒーの種までをとても丁寧に選別することができます。


(水に流れるコーヒーチェリーを浮き沈みで選別した後、水に沈んだ比重の重いコーヒーチェリーの種をさらに水で比重選別しています。)

2018年のニカラグア出張はおしまい。今年も美味しいコーヒーをしっかり仕入れできました。

(セルヒオさんの息子、長男のセルヒオJr.と次男ノエのセルフィ。)

2014年に初めて海外出張に行ったときから毎年買い付けをしていたジャバニカ種のコーヒー。
今年も十分量を買い付けすることができました。
年度を重ねるごとに名古屋や日本のお客様にもニカラグアのジャバニカ種のコーヒー(もちろん他のコーヒーも。)を認知していただき、また「美味しい!」と喜んで飲んでいただき大変嬉しく思っています。

この出張は2018年の3月初めのことでしたが、この時にテイスティングをして「確かな品質」、また「美味しい驚き」を確認したコーヒーたちが来月のお盆明けくらいに日本に到着します。

皆様にご案内できるのはもう少し先となりますが、また皆様に「美味しい」と喜んでいただけることを願いながらしっかりと試作を繰り返していきたいと思います。

おしまい。

写真は最終日にニカラグアのファミリーレストラン(ファーストフード?)で食べたニカラグアの肉料理。

関連記事